醤油麹の作り方

醤油麹はうまみ成分が塩麹の10倍!!

今回は実は塩こうじよりもうまみが強いと言われている
「醤油麹」の作り方と簡単レシピをご紹介します。

醤油麹はご飯の上に乗せるだけ、納豆に入れて食べるなど
そのまま食べるだけでも美味しい!
お肉やお魚に付け込んだら身は柔らかくなってうまみが増します。

醤油麹はお醤油と米麹を混ぜ合わせたものです。
どちらも発酵食!
とっても魅力的ですよね!

でも、こんなに素晴らしい効果が期待できる調味料なのに
スーパーあまり見かけませんよね?
店頭で売っていても、
少量でもお値段が高かったり。
醬油麴
お家で簡単に出来ますし、万能調味料としておすすめです。

目次
醤油麹とは
醤油麹の効能
醤油麹の作り方
醤油麹の使用量の目安
醤油麹を使った簡単レシピ  選

醤油麹とは

本来の「醤油麹」醤油を作る工程で大豆と小麦に麹菌をつけて繁殖させたものになります。

今回はご家庭ですぐに作って使える米麹を醤油に漬けて熟成発酵させたものになります。
醤油麹はうまみ成分の「グルタミン酸」が塩麹に比べて10倍以上
含まれています。
しょうゆよりマイルドで風味も豊かな味わいです。
塩麹のように下味に使ってもいいですが、
様々な食材に和えたり漬けたりするだけでとっても美味しくなり、
醤油麹のおかげでワンランクアップのお料理が楽しめます。

醤油こうじの効能

  • 抗酸化作用
  • 疲労回復
  • 胃腸の働きを良くする
  • 高血圧予防
  • イライラ軽減
  • 美肌効果
  • ダイエット効果
  • アンチエイジング
  • 白髪予防

たった二つの材料を混ぜ合わせるだけ!醤油麹の作り方

【作りやすい分量】
米麹   100g
醤油   200g(丸大豆醤油をお勧めします。)
清潔な瓶 1つ(アルコール消毒か煮沸消毒したもの)

手作りの場合

➀米麹が固まっている場合はよくほぐしてから、醤油を入れる。
➁米麹の白色がなくなるまでよく混ぜる。
➂軽く蓋をして(ラップでもOK)1日1回空気を含ませるようによくかき混ぜる。
翌日に、米麹が醤油を吸い取ってしまい、水分が少ない場合は米麹が浸るくらいに
醤油を足してあげます。

出来上がり具合
春・秋は1週間から10日くらい。
夏場は5日くらい。
冬場は2週間から3週間くらい。

完成の目安
米麹が指で簡単につぶせるくらい。
醤油が少し甘みが増え、とろみが出てくる。

常温でリビングやダイニングテーブルなど、お部屋の中で雰囲気が良い明るい場所に
おいてあげると醤油麹の中の麹菌たちが気持ちよさそうにどんどん発酵していきます!
麹菌は微生物なので皆さんの会話を聞いてるかもしれません!(笑)

ヨーグルトメーカーの場合

➀ヨーグルトメーカーをアルコール消毒をして、しっかりとふき取る。
➁ヨーグルト専用容器に
米麹、醤油を入れるよく。(米麹が固まっていたらよくほぐす)
➂米麹の白色がなくなるまでよく混ぜる。
➃ヨーグルトメーカーの温度を55℃、時間を12時間にする。
(8時間でも大丈夫ですが、12時間ゆっくりと熟成させることにより
酵素の活力が完全に保たれます。

保存方法

冷蔵庫で消費期限約1か月。
冷凍保存消費期限約3か月。

家ではあまり期限を気にせず使っています。
あまりに変な臭いがする、変な味がする場合は腐敗している場合があるので使用中止してください。

醤油麹の使用量の目安

全ての食材の重量10%~15%前後が目安になります。

魚の漬けこみ(仕込み)

お魚は魚の塩分によっても変わりますが、
15分~漬け込みます。
一晩漬けこむと深い味わいになります。
漬け込むことによって食材がの酵素の働きによって細胞壁が分解されて、
食材が柔らかくなったり臭みをとる効果、保存性も高まります。

お肉の漬け込み

お肉は6~8時間漬け込むと美味しく出来上がります。
漬け込んで3日冷蔵庫で保存もできます。

まずは簡単!和えるだけ!漬けるだけ醤油麹レシピ

【醤油麹をシンプルに活用してみる】

アボカド醤油麹のせ

      • 湯豆腐や冷ややっこのお供に醤油麹とすりおろししょうがの組み合わせ
      • ゆでたホウレンソウに醤油麹と鰹節
      • 蒸したお野菜にディップとして
      • ゆで卵に乗せて食べても美味しい
      • 最強!ごはんが進む醤油麹!卵かけご飯
      • もう付属のたれの必要なし!納豆に醤油麹プラス!

    ほうれん草の醬油麴

  • 【お刺身の醬油こうじ漬け】

  • 【材料】
    ・お刺身 100g
    ・醤油こうじ 大さじ1/2~1
    ・温かいご飯 1杯

    【作り方】
    すぐに食べたいときは
    醤油こうじをお刺身に塗って15分くらい漬けておきます。
    温かいご飯の上に乗せて、いただきます。

    お刺身が余ってしまった!というときは、
    残りのお刺身を醤油麴に漬けてラップをします。
    冷蔵庫で一晩漬けこみます。
    翌日食べたいときに召し上がれます。

    生臭さが抜けてちょっとねっとりしています。
    お醤油でそのまま食べたときのツン!
    とした感じが無くて食べやすくなります。

    【いんげんの醤油こうじ和え】

    お弁当の添えに。常備野菜としても!重宝します。
    【材料】
    ・いんげん  1パック(120g)
    ・醤油こうじ 小さじ2
    ・砂糖    小さじ1/2
    ・すりごま  適量

    【作り方】
    ➀いんげんは洗って筋がある場合は筋を取ります。
    ヘタをカットします。

    ➁沸騰したお湯に塩を一つまみ入れて1,2分茹でます。

    お湯を捨てて、自然に冷めるのを待ちます。(うちわであおいでも)
    ➂いんげんを3~4cmの長さにカットして、
    調味料を入れて混ぜ合わせます。

    【そら豆のクリームチーズ和え】

    【材料】
    ・そら豆     120g(さや付き7本分)
    ・クリームチーズ 2個
    ・醤油麹     小さじ1~2

    【誰でも簡単!すぐできる!醤油麹のレシピ3品】
    YouTubeの動画はこちらからご覧ください。
    https://youtu.be/bFeoWt4QaiU