スープジャーで簡単に甘酒!神発酵!
目次
スープジャーで簡単に甘酒!
ヨーグルトメーカーや炊飯器がなくても大丈夫!!
甘酒は健康に良く、体を内側から温めてくれる飲み物としても人気ですが、発酵には特別な機器が必要だと思われがち。ですが、スープジャーを使えばヨーグルトメーカーや炊飯器がなくても、手軽に甘酒が作れるんです!
今回は、スープジャーを使った甘酒作りの方法をご紹介します。
スープジャーで甘酒を作るメリット
• 簡単で手軽
スープジャーを使えば、特別調理器具が無くても誰でも簡単に甘酒が作れる!
• 省エネ
ヨーグルトメーカーや炊飯器を使うよりも、省エネで発酵できるので、電気代も節約!
• コンパクトで便利
スープジャーはキッチンのちょっとしたスペースにも置けるので、場所を取らず便利!
【基本レシピ】
・米麹:100g(生でも乾燥でもOK。ただし乾燥ならポロポロにほぐして)
・水:100ml(できれば60℃くらいに温めたもの)
・容器:保温力の高いスープジャー(300ml/56℃以上を6時間キープできるもの)
【作り方とポイント】!
1. お湯の温度を最初にしっかり確認!
・麹菌が働きやすいのは55-60℃。
・60℃を超えると麹菌の酵素の活動が弱くなる
・50℃以下だと発酵が進まない。
だから、お湯は60℃くらいにしてから混ぜるのがベスト
2. スープジャーは熱湯で予熱しておく
使う前に熱湯を入れて、5分くらい温めておくと、保温力がUP。
3.スープジャーで6時間発酵
・甘酒の香り&味が出てたらOK。
・まだ物足りなければ、お湯で湯煎して再度保温する。
・最後に軽く火入れする。一度火にかけて発酵を止めて保存性UP!
この時も沸騰させないように注意する。
スープジャーはだんだん温度が下がり長く置きすぎると発酵が進まず、酸味が出る可能性もあります。スープジャーのフタをしっかり閉めて、温かい場所で約6時間発酵させます。
4. 完成!
発酵が終わったら、甘酒の完成です。
甘みがしっかりと感じられ、自然な優しい甘さが特徴です。
お好みでブレンダーで撹拌して滑らかにしてお召し上がりください。
【米麹のみの甘酒の特徴】
米麹だけで作る甘酒は、砂糖を使わずに米麹が持っている自然な甘みを引き出すことができます。甘酒の甘みが強すぎず、スッキリとした後味なので、毎日飲んでも飽きが来ません。
また、米麹にはアミラーゼという酵素が含まれており、これがごはんのでんぷんを分解して甘みを作り出します。だから、体にも優しく、腸内環境を整える働きも期待できます。
1. やさしい自然な甘さ
→ お米のデンプンを麹が分解して、ブドウ糖に変えてくれるから、砂糖とは違う、ふわっと広がる甘さがあります。
2. お米の香りがしっかり感じられる
→ シンプルな材料だからこそ、お米の風味・麹の香りがダイレクトに伝わる
香ばしくてちょっと甘栗っぽい味に感じることも。
3. とろっとなめらか食感(粒あり)
→ ミキサーやこし器を使わない場合はつぶつぶ感が残って、噛んでもおいしい。
自然なとろみもあります。
4. 優しいけど、しっかり満足感あり
→ 飲む点滴って言われるほど栄養豊富。小腹がすいたときや、朝の一杯にもぴったり。
【米麹とご飯を入れて発酵】
さらに、甘酒作りにおかゆやごはんを使うことで、さらに発酵が安定し、よりまろやかな甘さが引き出されます。おかゆの柔らかさや、米粒のほぐれ具合が甘酒のテクスチャーにも良い影響を与えます。ごはんを使うことで、より簡単に甘酒を作ることができるので、忙しい時や材料が少ない時にも便利です。
【甘酒が苦手要素として感じやすいポイント】
1. においが独特と感じることがある
→ 麹の発酵香が、「ぬか漬けみたい」「ちょっとクセがある」と感じる人も。
特に初めての人や、発酵食品に慣れてない人にとってはハードルになることも。
2. つぶつぶ食感が苦手な人も
→ 粒が残っていると、「飲みにくい」「のどに引っかかる感じがする」という声もあります。
私の家族も粒々が残っているとイヤがり進んで食べようとはしません。なので、
→ ※対策:ミキサーやこし器で滑らかにすると◎
甘酒が入っていることに気づいていないことも多々あります。(笑)
3. 甘さが自然すぎて物足りなく感じる場合も
→ 加糖の市販品やジュースに慣れている人には「薄い」「甘さが弱い」と感じることがあります。
4. 発酵がうまくいかないとすっぱくなる
→ 温度管理がうまくできなかったとき、酸味が出てしまって「失敗?」と感じることもあります。
(特に夏場や長時間放置時。カビも生えやすいので注意してください。)
「食べやすさ」や「飲みやすさ」で比較
(左上:米麹のみ 左下:米麹+ごはん)
● 米麹+お湯だけ→ 発酵好き・慣れてる人向け
・すっきり&甘さ控えめ
・麹の香りがダイレクトに出る
・つぶつぶ感が強くて、クセを感じやすい人も
● 米麹+お湯+ごはん→子どもや甘酒初心者さんにもおすすめ
・まろやかでやさしい甘さ
・とろみが出て、粒感が柔らかくな
・米の甘さが加わるので、初めてでも食べやすい
【スープジャーの温度が下がったときの対処法】
1. 一度中身を鍋か電子レンジで温め直す
→ 60℃くらいまで温め直して、またジャーに戻す。
→ ※このとき再加熱しすぎ(70℃以上)には注意です。
2 お湯を入れ直して温度をキープ
→ いったん中身を取り出して、スープジャーに熱湯を再度入れて温め直し(数分)→中身を戻す。
→ ※保温力が落ちた場合はこれでちょっと復活。
3. タオルや毛布で包む(保温サポート)
→ 寒い季節や朝仕込んで夜まで置きたい時は、厚手のタオルや保温バッグに入れて包むと◎。
【お弁当に持って行くなら】
甘酒は、朝食やおやつにぴったりですが、お弁当にも最適です。
スープジャーに入れて持ち運び、ランチタイムに温かい甘酒を飲むのもおすすめ。
お弁当として持って行く場合は、スープジャーに入れる際に、甘酒がこぼれないようにフタをしっかり閉めて持ち歩いてください。外出先でも温かい甘酒を楽しむことができます。
スープジャーを使えば、特別な機器なしでも簡単に甘酒が作れるので、ぜひ試してみてください!米麹の自然な甘みと、発酵の力を活かした甘酒は、体に優しく、毎日でも飲みたくなる美味しさです。
この方法ならヨーグルトメーカも炊飯器も使わずに、ほかの発酵食も作れそうですね★
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