食物アレルギーの食事のコツ(卵)

食物アレルギーの食事と代替えメニュー 卵編

食物アレルギーの原因となる食べ物がわかったら、それをいつもの食事から除去することから始まります。

娘の場合、卵、乳・乳製品・小麦粉、大豆が原因でしたのでどんな加工食品や料理に入っているかの理解を深めました。
生活の中で間違って食べて症状を起こさないようにすること、食べこぼしなども注意が必要でした。
卵自体食べられないのはもちろんですが、卵はたくさんの加工食品などに含まれています。

当時、卵は日常的に当たり前のように食べていたものなので「あ。これもだめ、あれもだめ。」商品を手に取る際に毎回ため息を付いていました。

卵アレルギーについて

加熱によって症状を起こしにくくなるので加熱卵が食べられても生卵には注意が必要です。卵黄より卵白がアレルギーの症状が出やすいです。

加工食品のアレルギー表示について

原則は「個別表示」ですが、含まれているすべてのアレルゲンをまとめて表示する「一括表示」も認められています。
食品表示には、個々の原材料ごとにアレルゲンを表示する「個別表示」と、アレルゲンをまとめて一括で表示する「一括表示」があります(原材料名は重量の多い順に表示されます)。

①鶏卵は容器包装された加工食品に微量でも含まれている場合、必ず表示する義務があります。
原材料表示欄に鶏卵に関する表記がなければ摂取できます。
鶏卵の代替表記:たまご、鶏卵、あひる卵、うずら卵、タマゴ、玉子、エッグ

②容器包装されていない料理や加工食品(飲食店、惣菜など)
容器包装されていない料理や加工食品には、どのような原材料であっても表示の義務はありません。

紛らわしい表記

・卵殻カルシウム(鶏卵を含まず食べられるもの)
卵の表示があるのに卵アレルギーに含まれないです。これ、子供が食べる駄菓子に入っています( ;∀;)

鶏卵と鶏卵を含む加工食品

・マヨネーズ
・洋菓子類(ケーキ・クッキー・アイスクリーム・)
・練り製品(かまぼこ・はんぺんなど)
・ハム・ウインナーなど

卵の代替えなども出来るので少しでも参考になれば嬉しいのでレシピを載せていきますね。

【マヨネーズの代用に!豆乳マヨネーズの作り方】
動画リンク

良かったらこちらをご覧ください。

調理上の工夫

肉料理

卵の使用をしない。
ハンバーグなどもしっかりミンチ肉捏ねると卵いらずで作れます。
【アレルギーの方必見!卵、パン粉不要!塩麹ハンバーグ】
動画リンク

良かったらこちらもご覧ください。

揚げ物の衣

鶏卵を使用せず水とでんぷんの衣で揚げる。(コーンフレークやビーフンなど使用)

私は米粉や片栗粉を利用しています。
【簡単!激うまっ!【塩こうじのとりの唐揚げ】ついつい手が出ちゃう美味しさ!】
動画リンク

良かったらこちらもご覧ください。

洋菓子を食べたい!

ゼラチンや寒天、でんぷんで代用する。
ケーキなどは重曹やベーキングパウダーなどで膨らませる。

今ではアレルギーっ子の家族も上手に加工食品を取り入れて、いい意味で「手抜き」することも大切だと私は思っています。忙しい現代社会で、全部一から手作りでしなければならないってがんじがらめになってしまうと、どんどん追い詰められた気持ちになったり、美味しい食事タイムがしんどい時間になってしまいます。
卵が食べられない!悲しい!そんな気持ちは今すぐ捨てることが出来ます!
かまぼこやウインナーやハムなどの加工食品にも今は卵が含まれていない商品も出てきています。
そして代替え食品は美味しいものが沢山あります。
卵が食べられないのは体質かもしれません。しかしそれも個性だなと思ったらとても気持ちが少し軽くなりますよ。