娘の食物アレルギー発覚!
ある日突然、医師から「あなたのお子様は食物アレルギーです。」と言われたら
「これからどうやって食事をしたらいいのだろう?」と悩んでしまうかもしれません。
私には娘が二人います。
生後半年で「食物アレルギー」
と診断された我が子。
名前は聞いたことがあっても、
いざ病名を言われると、その言葉がとても重い。
本人はもちろん、家族もその他周りの人たちにも少しでも多く理解をしていただきたいので
母と娘の約10年間の食物アレルギーの経過をお伝えしていきます。
娘の食物アレルギー発覚
次女は2012年2400g誕生しました。
とても小さく母乳を吸う力も最初はあまりなく、
産婦人科ではミルクと母乳の混合を指導されました。
長女の時は母乳で育てたのに、次女の時はミルクと混合にしてしまうのが
申し訳ない気持ちでしたが、だんだんミルクをあげると私自身が楽になった気持ちでした。
長女の時は初めての育児ということもあり、
完全母乳で育てることが良いことだと思っていた私は、自分が摂る食事も気を付けており、
なるべく和食で野菜をたっぷり取るなどして食事の意識をして過ごしていました。
頭では母親がしっかり栄養を取っていないと良い母乳は出ないから気を付けようと
思いつつ、次女の時は育児に対する慣れも出てきたのか、
早々にファストフードでおなかを満たしたり、
私自身が好きな洋風ご飯をよく食べていました。
生後4か月、次女は冬にも関わらず汗疹や湿疹が酷く病院へ通う毎日でした。
肌トラブルが多いしケアが大変だな、
と思いつつも次女の肌の体質と思っていました。
自分が食べる物が母乳に関わると言う意識も薄れていき私自身はいつも自分の好きなご飯やお菓子を食べる毎日でした。
それが関係があったのかはわかりません。
ある日、ファストフードを美味しく食べていて、
そして次女にいつも通り母乳とミルクをあげて過ごしていました。
しかし30分後から次女の様子が明らかにおかしい感じがしました。
まだそんなに動けないのに、足で足をひっかくような動作をしていたり、手で胸をバタバタと叩いたり、機嫌がどんどん悪くなってきました。
1時間後に次女の全身から赤い湿疹が出てきてきました。
娘はずっとぐずり、機嫌が悪く抱っこしてもおもちゃを渡しても
何をしても機嫌は治りません。
そして、すぐにかかりつけの小児科に行って診てもらいました。
アレルギー科の担当医師がは、
「まだ4か月では血液検査が出来ないけど、
明らかに食物アレルギーがあるかもしれない」
ということでした。
「今はまだ確定ではないけど、お母さんの食事から母乳は出来ているから
摂るものを気を付けることと、しっかり保湿をしてください。」ということでした。
私自身幼少のころからアトピー性皮膚炎に悩まされていた時期もあるので、もちろん次女がなっても不思議ではないのです。それでも自分が幼少のころに体験したアトピー性皮膚炎の苦労を、まだ生後4か月の我が子にさせてしまったという罪悪感。
「アトピー性皮膚炎」と「食物アレルギー」
何が原因かはわからないけど、今は自分自身が食べる食べ物を気を付けることしか出来ない、そう思いました。
食事改善?
でも何を一体気を付けたらいいのでしょうか?
とりあえずファストフードはこれから食べることは控えて、食品添加物が多い食品も控えることにしました。
「食物アレルギー」という言葉もまだしっくり来ておらず、なんだろう?と疑問でいっぱいでした。
とりあえず6か月以降でないと食物アレルギーの検査も出来ないので日々の生活を少し気を付ける程度しかできませんでした。
6ヶ月検診 順調に体重も6082g増えていて一安心。
このころに離乳食スタートさせます。
ただ、次女は食物アレルギーの可能性があるので普通の子よりゆっくり離乳食を始めてください。ということでした。
身体の湿疹は保湿剤やステロイドを使用してマシになったり、酷くなったりの繰り返しでした。
血液検査
7ヶ月に入り食物アレルギーの血液検査をしました。
血液検査の結果は
【卵白4 卵黄2 小麦5 大豆2 牛乳2 牛肉1】
でした。
この数字は1~6まであって、アレルギー数値が高いと数字も高くなります。
次女は卵と小麦はかなり高い数値でした。
そして大豆と牛肉にアレルギーがあることに驚き、大豆アレルギーに関しては離乳食はお豆腐も駄目だということに気づきショックでした。
そして、担当医師に
「100人アレルギーの子がいたら上位10番以内の数字ですね。」
と言われました。全然嬉しくない言葉。
ちょっとの覚悟はしていたものの、これだけの食物アレルギーをいつ克服できるのかな。
次女はこれから何を食べていけばいいのか。
不安は募ります。
「お母さんもなるべく食物アレルギーに該当する食材は除去しながら過ごしてください。」
担当医師は言いました。
悶々としながら家路に着きました。
しかし、いろいろ考えてたどり着く答えは、困るのは私ではなく我が子。
やるしかない。
母乳をあげている私も次女と一緒に食事制限生活がスタートしました。
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