今、注目の「酪酸菌」!健康寿命を延ばす腸活

2023年12月18日

善玉菌

 

 

 

 

 

みなさん「酪酸菌」って知っていますか?
今回は腸の研究もっとも注目されている菌「酪酸菌」についてご説明します。

目次
1.酪酸菌とは
2.酪酸の特徴
3.期待される酪酸の効果
4.食べ物で酪酸菌をは摂取しにくい?
5.酪酸菌増やし育てよう

【酪酸菌とは】

腸の中の腸内細菌の善玉菌といえば「ビフィズス菌」や「乳酸菌」。近年じわじわ注目されている菌が「酪酸菌」です。大腸の中の腸内細菌で短鎖脂肪酸の「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」を作っています。

この短鎖脂肪酸が代謝や免疫メンタルなどの働きをサポートしてくれます。

そして酪酸菌によって作られた酪酸が大腸の粘膜上皮細胞のエネルギー源を担っています。一般的にヒトの細胞は血液中の栄養素をエサにいきていますが、大腸の粘液細胞は腸内細菌が作り出す酪酸をエネルギーとして生きています。大腸の粘膜上皮には水分やミネラルを吸収し腸のウイルスの異物の侵入を防ぐバリア機能として働く粘液を分泌する機能があるので、酪酸は大腸にとって正常に機能させるための大切な役割を果たしています。

そして余った酪酸菌は他臓器のエネルギーとして使われています。

【酪酸の特徴】

芽胞という一つ一つのカプセルのようなものに菌が包まれているので
生命力が長く生きて腸まで届くと言われています。胃酸や熱にも強く抗生物質にも強い。
日本人の腸は乳酸を吸収するのが苦手ですが、乳酸が酪酸に変わるだけで腸に吸収されやすくなります。

【期待される酪酸の効果】

 

 

 

 

免疫力アップ
自己免疫疾患やアレルギー反応に効果的
糖尿病予防
大腸がん予防
筋力アップ
健康長寿

【食べ物で酪酸菌をは摂取しにくい?】

 

 

 

 

 

 

実はこの酪酸菌、普段の食べ物で摂取しにくい菌です。ぬか漬けは臭豆腐くらいにしか入っていないと言われています。私も何度もぬか漬けづくりに挑戦していますがいつも失敗に終わったり長続きしません。ぬか漬けは毎日かき混ぜるというお世話をしてあげないといけません。お世話をするのを忘れるとだんだん酸っぱくなる、変なにおいがします。実はこの変なにおいがする原因が酪酸菌なのです。

ぬか漬けは毎日かき混ぜて酸素を入れてぬかの中にたくさん存在する微生物たちのバランスを整えますが、かき混ぜないとぬか漬けが酸素不足になります。
酸素のない環境を望む酪酸菌が雑巾や蒸れた靴下のような臭いになります。なのでぬか漬けを作るときは愛情をもってお世話をしてあげましょう!

【酪酸菌増やし育てよう】

腸内の酪酸を増やすには酪酸菌が必要です。しかし、酪酸菌が含まれる食品は少ないので、酪酸菌の餌となる食べ物を摂って酪酸菌を元気に増やして育ててあげましょう!それには私たちが普段食べている食べ物がやはり大切になってきます。

酪酸菌の好物は「水溶性食物繊維」です。
のりやわかめ昆布、ひじきなどの海藻類。
しいたけ、しめじ、えのきだけなどのキノコ類
玄米、黒豆、大豆、もち麦などの雑穀
ごぼう、だいこん、ニンジン、りんご、アボカドなどの野菜

これらを積極的に食事に取り入れて酪酸菌を増やし、成長させましょう!

【酪酸菌が多いと健康寿命が長い】

日本人は欧米人に比べて酪酸菌の量が多いと言われています。
皆様、お気づきになりましたか?
日本の昔の食生活は酪酸菌の宝庫です。

 

 

 

 

 

 

 

食事の中で酪酸菌を取り入れることが難しいですが、こちらのサプリメントを1日1粒飲むだけで
酪酸菌を手軽に摂取できるのでお勧めです。
【RACDEL乳酸菌サプリメント】 商品URLはこちらです。

実際に私も1日1粒、朝に飲んでみました。 私は普段から麹や発酵食品を取り入れている方なのでお通じに困る日は少ないですが、それでも飲み始めて3日目の朝に「ドクンっ」って腸が動き出したのが分かりました。 それからもお通じに困らず快適に過ごしています。(個人的感想) サプリメントは臭いもなく飲みやすい。 お腹の中はいつもよりも動いている感じを実感しました。 食べ物でも摂取しにくい体にいい菌を手軽に摂取できるのはとってもいいなと思いました!

 

 

 

 

 

なかなか忙しい現代人に玄米炊いてぬか漬け作っては難しいですが 1日1粒このRACDEL(ラクデル)酪酸菌サプリメントを飲んで自分はゆっくりしている時間に酪酸菌にしっかり動いてもらって腸内を整える。 そうすればきっと今よりも健康で元気な体になるので 毎日が楽しく豊かになっていきますね。

参考文献:江田証著「すごい酪酸菌」